このブログをご覧になっているあなたは、おそらく、爪に並々ならぬ関心を持っていらっしゃることと思います。

 では、これまであなたは爪について深く考えたことがありますでしょうか?

 まず根本的なこととして、爪は何のためにあるのでしょうか? 言い換えれば、

  爪の存在意義

です。改めて問われると、少々考えてしまうところかも知れません。

 これがライオンやトラのような肉食獣だったり、ワシやフクロウのような猛禽(モウキン)だったりしたら、「獲物を獲るため」でしょう。ネコだったら、さらに「木に登るため」というのも加わるでしょう。

 では、ヒトについてはどうかと聞かれたら、あなたはどう答えますか?

 私が以前受けた爪治療の講習会(爪治療の第一人者であられる、町田 英一先生(高田馬場病院・整形外科)の講習会でした)では、ある医学生が同様のことを聞かれて、

  「爪がないとノドが渇く。なぜなら缶ジュースが開けられないから」

と答えたという話が紹介されていました。「ならペットボトルでも飲め」といったツッコミはさておき、もちろん、爪にはもっと大事な役割があるのは明らかです。

 私たちヒトにとっての爪の存在意義・役割とは何か、私が考えるに、重要なものは次の3つに絞ることができるでしょう。


1.指先を保護する

  指先は衝撃が加わりやすいため、指先が傷つかないように爪が守っているのです。


2.指先を飾る

  これは、主に女性にとって重要な役割と言えます。爪が指先を美しく粧うために役立っているのです。


3.指先で物をつかめるようにする

  この役割は、一見「これが爪の役割なのか?」と疑問に思われることでしょうが、実は爪がないと指先に強い力を加えることができないのです。(これについては、後で詳しく説明します。)



 考えた順番は上に挙げた通りですが、重要性から言えば3.が最も重要で、次が1.2.の順となります。これらの爪の役割とその重要性については、さらに説明が必要ですので、次回以降で話を進めていくことにしましょう。


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  医療法人健齢会 ふれあい平塚ホスピタル ホームページ: http://www.fureai-g.or.jp/fhh/

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                             医療法人健齢会 ふれあい平塚ホスピタル 内科 宮田 篤志
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