さて、これまで「巻き爪・陥入爪の不適切な『治療』」に関連して「消毒」について長々と述べて参りましたが、ここで話を本来の爪医学に戻しましょう。


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 これまで「不適切な『治療』」として挙げてきたものは、外来でも施行可能な、主に「処置」と呼ばれる「治療法」であり、「手術」(入院を必要とするものも含む)と呼ばれるものは含めていませんでした。

 そこで、これからは巻き爪・陥入爪に対して行われる「手術療法」について考えて行くことと致しましょう。


 早速、手術療法の実際について話を始めたいところですが、その前にまず明言しておきたいことがあります。

 それは、

   「巻き爪・陥入爪には原則として手術は必要ない」

ということです。言い換えれば、これから述べていく数々の「手術療法」は全て

   不適切である

ということなのです。

 詳しいことは追々述べて参りますが、ここでまずこのことをしっかり確認しておきたいと思います。なぜなら、「手術療法」は一度受けてしまうと、ほとんどの場合

   元に戻すことができない

からです。ですから、このブログをご覧になっている皆さんには、ぜひとも「手術療法」に対して慎重であって戴きたいのです。もし現在、治療中の医療機関から手術を指示されているとしたら、決して安易にお受けになることなく、お待ちになることをおすすめ致します。


 現に、私が今まで爪の診療をしてきた100人以上の患者の中で、巻き爪・陥入爪のために手術にまで至ったのはたった1例しかないのです。他は全て、保存的治療(手術を行わない治療)で対処できているのです。

 もし、手術を受けるか否かでお悩みでいらっしゃるならば、ぜひとも「爪専門」と明記している医療機関で相談なさってください。もちろん、私の爪専門外来でも結構です。手術を受けるのは、その後でも決して遅くはありません。


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 爪専門外来について診療・相談ご希望の方は、どうぞ下記のホームページをご参照の上、電話にてお問い合わせください。

  医療法人健齢会 ふれあい平塚ホスピタル ホームページ: http://www.fureai-g.or.jp/fhh/

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 また、私個人へのメールによる問い合わせにも対応致しますので、ご希望の方は下記メールアドレス宛にご送信ください。ただし、職務の都合上、返信に日数を要することがありますので、ご諒承ください。

                             医療法人健齢会 ふれあい平塚ホスピタル 内科 宮田 篤志
                             メールアドレス: miyataatsushi8@gmail.com



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